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執筆者の写真Gaku MIYATA

自律神経って?

更新日:2021年6月7日


自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

緊張時には交感神経が優位に働き、逆に

副交感神経が優位だからこそリラックスできます。

ストレスとは心理的、感情的、環境等で負荷がかかったり

刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです

例えば、あなたが気分よくハイキング中、そろそろ休憩しようと景色の良い、心地よい風が吹く木陰に腰を下ろしホッと一息ついていたら、すぐ側に大きな熊が歩いていくのがみえた、、、

ここから交感神経、副交感神経についてお話します

《交感神経とは》

ええっ!!クマ!!?死んだふり?逃げる?戦う?瞬間的に様々な考えが巡ります。クマに襲われるかも(怖)

胸はドキドキ、心臓はバクバク、呼吸は浅く速く、手足が冷たく、ガクガクブルブル、緊張MAX!

実はこの症状、緊急事態を体が自動的に察知し、いつでも戦いや逃げる事が出来るように身体が準備している状態です。

この状態が【交感神経優位】の状態です。

目でしっかり観察、確認。耳を澄ませ、音をたてないように頭の先から足の先まで集中。逃げるか、戦うか、死んだふりをするか、命を守るための行動の判断をしなければならないため、素早い反応、反射、瞬発力を高めるためのスイッチを入れます。

◎呼吸を速くして体内に酸素を取り込む

◎血糖値を上げて、脳と筋肉にエネルギーを供給する

◎血圧を上げ身体に血液を送る。

◎心臓は血液を送るため心拍数を上げる。

◎ヤバイ!!食べてる場合じゃないと空腹感はなくなる。

◎腸が働きを止めることで消化吸収は止まる。

◎脳の神経は興奮し眠気はなくなる。

これは狩猟の時代から人間が生きてくために得た高性能のシステムです。

逆に、リラックスした状態とは、

あなたが気分よくハイキング中、そろそろ休憩しようと景色の良い、心地よい風が吹く木陰に腰を下ろしホッと一息ついていた、、

これらの心地よさや気持ちよさがリラックス状態です。

気持ち良い、心地良いは【副交感神経が優位】となり、

◎内臓は活発に活動

◎唾液は多い

◎腸が働く

◎血圧が下がる

◎呼吸が深くゆっくりになる

◎消化吸収がよくなる。 

◎眠くなる    等

内臓が活発に動き、唾液が出る、腸が働く、血圧が下がる、、

これらすべて、自己治癒力を上げていく働きです。自己治癒力とは、気持ちいい・心地いい・気分がいい・体か軽い、そんな状態でいるだけでもUPできます。

そして、身体の緊急状態対応時間は少しの時間しか持ちません。これが長く続くと体は消耗して、ヘトヘトになってしまいます。

早く動かした心臓や、急速にまた強引に興奮させた脳や力を入れた筋肉等が疲労するからです。

ひどい場合は、頭痛、肩こり、目の奥が痛い、時には不眠、便秘又は下痢、様々な体調不良が引き起こされます。



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